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「副業禁止」の会社に勤めている人が最初に確認すること

就業規則に「副業禁止」と書いてあることと、法律で禁止されていることは別の話です。民間企業と公務員では前提が違い、確認する場所も変わります。始める前に見ておく三つの点。

Oscar Garcia·Founder of Roavi··1 min read

「副業禁止の会社に勤めているのですが、できますか」——日本語で届く問い合わせのなかで、いちばん多い質問です。

先に整理しておくと、就業規則に書いてあることと、法律で禁止されていることは別です。そして民間企業に勤めている人と公務員では、前提がまったく違います。

この記事は、始める前に確認しておくべき点だけを書きます。判断そのものは、ご自身の就業規則と勤務先の規程を見てから決めてください。

法律は民間企業の副業を禁止していない

民間企業に勤める人の副業を一律に禁止する法律は、日本にはありません。就業時間外に何をするかは、本来は個人の領域です。

厚生労働省が公開している「モデル就業規則」も、2018年の改定で副業・兼業を認める方向に書き換えられ、あわせて「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が示されています。国の方針としては、禁止ではなく容認の側に動いています。

つまり「副業禁止」というのは、法律の話ではなく、勤務先が就業規則で定めているかどうかの話です。

就業規則に書いてある場合

書いてある以上、無視してよいという話にはなりません。就業規則違反は社内の懲戒の対象になり得ます。

ただし、裁判で争われた事例を見ると、副業の制限が有効と認められるのは、おおむね次のような場合に限られる傾向があります。

  • 本業の労務提供に支障が出ている(睡眠不足、遅刻、欠勤など)
  • 競合する事業である
  • 会社の機密情報が漏れる恐れがある
  • 会社の信用や名誉を損なう

裏を返すと、休日に数時間、本業とまったく関係のない相手を街案内するという働き方は、この四つのどれにも当たりにくい形です。

とはいえ、これは一般的な傾向であって、個別の事案の判断ではありません。まず自分の就業規則を読んでください。許可申請の制度がある会社も増えています。申請すれば通る話を、黙って始めて問題にするのはもったいない。

公務員は前提が違う

ここは明確に線を引いておきます。

公務員の兼業は、国家公務員法および地方公務員法で制限されており、原則として任命権者の許可が必要です。民間企業の就業規則とは重みが違い、「法律上は問題ない」という話が当てはまりません。

公務員の方は、始める前に必ず所属先の人事担当に確認してください。この記事の前半は、あなたには当てはまりません。

住民税について聞かれること

「会社に知られる経路」としてよく挙がるのが住民税です。事実関係だけ書きます。

給与から住民税が天引き(特別徴収)されている場合、副収入があるとその分だけ天引き額が変わることがあります。これが話題にされる理由です。

ローカルフレンドとしての報酬は、アルバイトのような給与所得ではなく、雑所得または事業所得にあたります。この場合、確定申告のときに住民税の納付方法として「自分で納付(普通徴収)」を選べることが多く、給与所得の副業とは扱いが変わります。ただし自治体によって運用が異なるため、お住まいの市区町村の窓口で確認してください。

念のために書いておきますが、これは隠す方法の説明ではありません。就業規則の確認が先で、税の手続きは後です。順番を逆にすると、税金は正しくても社内では説明がつかない、という状態になります。

本業に支障を出さない設計

制限が有効とされる典型が「本業への支障」である以上、そこを作らない設計にするのが現実的です。

  • 平日の夜は受けない。土日のどちらか一方だけにする
  • 一件2〜3時間から始める。丸一日の案内は慣れてから
  • 月に1〜2件でも成立する。件数を追う必要はない
  • 繁忙期は受付を止める。プロフィールで公開・非公開を切り替えられます

この働き方は、件数を自分で決められることが利点です。本業を持っている人ほど、その利点が効きます。

まとめ

確認する順番は三つです。

  1. 自分の就業規則を読む(許可制かどうかも含めて)
  2. 公務員なら所属先に確認する。ここは例外なく
  3. 収入が出てから、税の扱いを税務署または自治体に確認する

「副業禁止」の四文字で止まっている人は多いのですが、実際に規程を読んでみると許可制だった、というのはよくある話です。読むところから始めてください。

Frequently Asked Questions

  • 就業規則に副業禁止と書いてあります。始められますか?
    まず就業規則を最後まで読んでください。全面禁止ではなく許可制になっている会社が増えています。裁判例では、副業の制限が有効とされるのは本業への支障、競業、機密漏洩、信用毀損にあたる場合が中心です。休日に数時間の街案内はそのいずれにも当たりにくい形ですが、これは一般的な傾向であって個別の判断ではありません。判断は勤務先の規程を確認したうえで行ってください。
  • 公務員でもできますか?
    公務員の兼業は国家公務員法および地方公務員法で制限されており、原則として任命権者の許可が必要です。民間企業の就業規則とは前提が異なります。必ず所属先の人事担当に確認してから判断してください。
  • 会社に知られることはありますか?
    住民税の天引き額を通じて把握されることがある、という点がよく挙げられます。ローカルフレンドの報酬は給与所得ではなく雑所得または事業所得にあたるため、確定申告の際に住民税を自分で納付する方法を選べる場合が多く、給与所得の副業とは扱いが変わります。運用は自治体によって異なるため、お住まいの市区町村にご確認ください。なお順番としては、税の手続きより就業規則の確認が先です。
  • 確定申告は必要ですか?
    所得の額や本業の状況によって要否と手続きが変わります。給与所得以外の所得についての基準や住民税の扱いは、国税庁およびお住まいの自治体の情報をご確認ください。金額の基準は改定されることがあるため、この記事の数字ではなく一次情報で確認することをおすすめします。

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This article was written with the help of AI and reviewed by the Roavi team.

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