金沢に来る旅行者は、北陸新幹線で東京から直通で来て、兼六園、ひがし茶屋街、21世紀美術館、近江町市場を一日で回り、翌日には白川郷へ向かうことが多い。全部を見ているようで、どの時間に行けば混まないのか、市場でどこに座れば地元の人と同じものが食べられるのか、冬の金沢で何を食べるべきかは、ほとんど伝わっていません。
金沢に住んでいる人が知っている金沢は、その一日の隙間にあります。
金沢に来る旅行者が、実際につまずくこと#
時間帯。 朝の兼六園と、人が増える前のひがし茶屋街。同じ場所でも、時間で別物になります。
近江町市場。 観光客向けの海鮮丼と、地元の人が通う店が同じ市場に並んでいます。見分けるのは初めての人には難しい。
食べるもの。 加賀料理、金沢おでん、冬のカニ。何をどこで食べればいいかは、季節によって変わります。
少し外れた通り。 主計町の茶屋街、長町の武家屋敷跡。中心から歩いて行けるのに、日程に入らないことが多い。
その先の行き方。 白川郷、能登。バスの時刻と乗り換えで迷っています。
金沢のローカルフレンドが案内できること#
- 朝の兼六園と、人が増える前のひがし茶屋街。
- 近江町市場の歩き方と、観光客向けではない海鮮丼の店。
- 加賀料理やおでん、冬のカニの季節に何をどこで食べるか。
- 主計町や長町など、少し外れた静かな通り。
- 白川郷や能登への行き方の相談。公共交通で一緒に行くこともできます。
ローカルフレンドは、ツアーを売る仕事ではありません。金沢に住んでいる人として、旅行者と時間を過ごし、その時間に対して報酬を受け取ります。自分の車での有償送迎や、団体を引率することはしません。
金沢ならではの需要#
東京から直通で来られるため、金沢を拠点に白川郷や能登まで回る旅行者がいます。二泊以上する人は、二日目の使い方を決めかねていることが多く、そこに地元の人の出番があります。
冬は別の需要があります。カニの季節に合わせて来る旅行者、雪の兼六園を見たい旅行者。何をどこで食べるか、雪の日にどう動くかは、冬を知っている人にしか案内できません。
家にいる時間が長い人にも向いています。主婦・主夫の副業としての案内に詳しく書いています。
英語について#
訪日旅行者の多くは英語が母語ではありません。ゆっくり簡単な英語のほうが、流暢な英語より通じることがよくあります。待ち合わせの調整と、店や道の説明ができれば十分です。英語が完璧でなくても案内できる理由に詳しく書いています。
始めるために必要なこと#
資格は要りません。2018年1月施行の改正通訳案内士法で業務独占規制が廃止され、通訳案内士の資格がなくても報酬を得て案内できるようになっています。詳しくは通訳案内士の資格は必要?へ。
税金については、給与所得のある会社員なら、給与以外の所得が年間20万円を超えたときに確定申告が必要になります。副業の税金ガイドにまとめています。
Roaviのプロフィール作成は無料です。住んでいる地域、話せる言語、案内したいこと。この三つを書いておけば、金沢を探している旅行者があなたに辿り着けます。
一日で回って翌日に発つ旅行者に、金沢の人の目線を渡す。それができるのは、そこに住んでいる人だけです。
次に読む#
- 名古屋でローカルフレンドを始める — 素通りされる街は、競合の少ない街
- 通訳案内士の資格は必要?2018年の法改正で変わったこと
- 英語が完璧でなくても外国人観光客を案内できる理由
- 副業の税金ガイド — 20万円の壁と確定申告
住んでいる街から始める:金沢でローカルフレンドになる・日本全体のページ
Frequently Asked Questions
金沢は観光地として有名ですが、今から始めても大丈夫ですか?
大丈夫です。旅行者が探しているのは観光案内ではなく、金沢に住んでいる人の目線です。好きな店や通り、季節ごとの楽しみ方を具体的に書くほど、選ばれやすくなります。「金沢在住」とだけ書いたプロフィールが埋もれるのであって、金沢そのものが不利なわけではありません。金沢でローカルフレンドをするのに資格は必要ですか?
必要ありません。2018年1月施行の改正通訳案内士法で業務独占規制が廃止され、資格がなくても報酬を得て外国人旅行者を案内できます。ただし「全国通訳案内士」と名乗ることはできず、車での有償送迎は別の許可が必要です。白川郷や能登まで一緒に行くことはできますか?
行き方を相談したり、公共交通で一緒に行ったりすることはできます。自分の車で送迎して料金を受け取るのは別の許可が必要な行為なので、しません。バスや電車の時刻と乗り換えを一緒に考えるだけでも、旅行者には大きな助けです。冬は旅行者が減りますか?
冬の金沢はカニの季節で、それを目当てに来る旅行者がいます。雪のある兼六園を見たい人もいます。何をどこで食べるか、雪の日にどう動くかは、冬を知っている地元の人にしか案内できません。
