神戸に来る旅行者の多くは、大阪か京都に泊まっています。関西を回る日程のなかで、神戸は「半日」です。三宮に着いて、神戸牛を食べて、ハーバーランドで写真を撮って、夕方には戻る。どの店が本当においしいのか、値段に見合うのはどこか、ほとんど知らないまま選んでいます。
神戸に住んでいる人が知っている神戸は、その半日の外側にあります。
神戸に来る旅行者が、実際につまずくこと#
神戸牛の店選び。 検索すると高い店ばかりが出てきます。地元の人が行く鉄板焼きや洋食の店、ランチなら手の届く店は、連れて行ってもらわないとわかりません。
南京町と元町。 観光客向けの屋台で終わる人が多い。元町の商店街や三宮の裏通りを歩けば、神戸の普段の顔があります。
灘の酒蔵。 日本酒に興味のある旅行者は多いのに、どの蔵で試飲できて、どう回ればいいかを知らない。
夜景と温泉。 六甲山や摩耶山からの夜景、有馬温泉への行き方。半日の人には遠く見えて、諦めています。
神戸のローカルフレンドが案内できること#
- 神戸牛の店選び。高い店だけでなく、地元の人が使う鉄板焼きや洋食の店。
- 南京町と元町の商店街、三宮の裏通りの歩き方。
- 北野の異人館を、人の少ない時間に。
- 灘の酒蔵めぐり。試飲できる蔵と、その回り方。
- 六甲山や摩耶山の夜景、有馬温泉への行き方と時間の使い方。
ローカルフレンドは、ツアーを売る仕事ではありません。神戸に住んでいる人として、旅行者と時間を過ごし、その時間に対して報酬を受け取ります。車での送迎や、団体を引率することはしません。
神戸ならではの需要#
関西を回る旅行者は大阪を拠点にすることが多く、「神戸に半日か一日」という予定の人がいちばん多い層です。短い時間だからこそ、どこで食べてどこを見るかを決めてくれる人の価値が出ます。
大阪で始める人の記事は大阪でローカルフレンドを始める、京都は京都でローカルフレンドを始めるにあります。神戸は、その二つの街から来る旅行者を受け取る位置にいます。
英語について#
訪日旅行者の多くは英語が母語ではありません。ゆっくり簡単な英語のほうが、流暢な英語より通じることがよくあります。待ち合わせの調整と、店や道の説明ができれば十分です。英語が完璧でなくても案内できる理由に詳しく書いています。
始めるために必要なこと#
資格は要りません。2018年1月施行の改正通訳案内士法で業務独占規制が廃止され、通訳案内士の資格がなくても報酬を得て案内できるようになっています。詳しくは通訳案内士の資格は必要?へ。
税金については、給与所得のある会社員なら、給与以外の所得が年間20万円を超えたときに確定申告が必要になります。副業の税金ガイドにまとめています。
Roaviのプロフィール作成は無料です。住んでいる区、話せる言語、案内したいこと。この三つを書いておけば、神戸を探している旅行者があなたに辿り着けます。
神戸牛を食べて帰る旅行者に、残りの神戸を見せる。それができるのは、そこに住んでいる人だけです。
次に読む#
- 大阪でローカルフレンドを始める — 京都の前後の一日を案内する
- 京都でローカルフレンドを始める — 観光公害の街で案内するということ
- 通訳案内士の資格は必要?2018年の法改正で変わったこと
- 英語が完璧でなくても外国人観光客を案内できる理由
住んでいる街から始める:神戸でローカルフレンドになる・日本全体のページ
Frequently Asked Questions
大阪から半日だけ来る旅行者を案内する意味はありますか?
あります。神戸に来る旅行者の多くは時間が短く、どこで食べてどこを見るか決めかねています。半日をうまく使える案内は、地元の人にしかできません。短い時間だからこそ、案内する人の価値が出ます。神戸でローカルフレンドをするのに資格は必要ですか?
必要ありません。2018年1月施行の改正通訳案内士法で業務独占規制が廃止され、資格がなくても報酬を得て外国人旅行者を案内できます。ただし「全国通訳案内士」と名乗ることはできず、車での有償送迎は別の許可が必要です。神戸牛の店を紹介すると、何か問題になりますか?
なりません。あなたは店を紹介して一緒に食べに行くだけで、ツアー商品を売っているわけではありません。予約が必要な店なら、旅行者の代わりに電話をかけてあげるのも、よくある手助けのひとつです。平日は仕事があります。週末だけでもできますか?
できます。いつ会えるかを決めるのはあなたです。関西を回る旅行者は週末に神戸を入れることも多く、土日だけでも予定の合う相手は見つかります。
