中学から大学まで英語を勉強してきて、TOEICの点数もそれなりにある。それなのに、実際に英語で話す場面がほとんどない。日本で英語を勉強した人の多くが、同じところで止まっています。
足りないのは知識ではなく、話す回数です。この記事では、日本で英会話を実践できる場所を、費用と続けやすさで比べます。
実践の場を比べる#
| 方法 | 費用 | 話す相手 | 続けやすさ |
|---|---|---|---|
| 英会話カフェ | 1回ごとに支払い | スタッフと他の参加者 | 店に通える範囲なら続く |
| オンライン英会話 | 月額 | 講師 | 家でできるので続けやすい |
| 言語交換(アプリ・イベント) | 無料 | 日本語を学びたい外国人 | 相手探しに時間がかかる |
| 観光ボランティアガイド | 無料 | 旅行者 | 団体の予定に合わせる |
| ローカルフレンド(Roavi) | 無料、報酬あり | 旅行者 | 自分の空き時間で受ける |
お金を払って話す:英会話カフェとオンライン英会話#
いちばん手軽なのはこの二つです。講師は聞き取りやすい英語で話してくれますし、こちらの間違いも待ってくれます。
ただ、それが弱点でもあります。講師はこちらに合わせて話すのが仕事なので、実際の会話より易しくなります。予定外の質問、早口、聞いたことのない訛り。本番で困るのはそこです。
無料で話す:言語交換とボランティアガイド#
言語交換は、日本語を学びたい外国人と、お互いの言語で話す方法です。アプリやイベントで相手を探します。無料ですが、相手探しと日程調整に時間がかかり、続く相手に出会えるかは運次第です。
観光ボランティアガイドは、各地の団体に所属して外国人観光客を無償で案内する活動です。本物の旅行者と話せるのが大きな利点です。違いは観光ボランティアガイドと有償ガイドの違いにまとめました。
報酬をもらって話す:訪日旅行者を案内する#
もうひとつの選択肢が、訪日旅行者に自分の街を案内することです。英会話の実践としては、次の点が他と違います。
- 相手が本物の旅行者 先生ではないので、会話は予定どおりに進みません。それが練習になります
- 話す内容を自分が知っている 自分の街の店、電車、食べ物。知っていることを英語にするのがいちばん話しやすい
- 報酬を受け取る側 英会話にお金を払う代わりに、自分で決めた時間単価で報酬を受け取ります
- 自分の予定で受ける 旅行者から連絡が来て、誰といつ会うかは自分で決めます
2018年の改正通訳案内士法により、資格がなくても報酬を得て案内できます。詳しくは通訳案内士の資格は必要?をどうぞ。
英語に自信がない人へ#
訪日旅行者の多くは英語が母語ではありません。ゆっくり、短い文で話すほうが、流暢な英語よりかえって通じることがよくあります。翻訳アプリを横に置いて案内している人もいます。理由は英語が完璧でなくても外国人観光客を案内できる理由に書きました。
正直なところ#
Roaviの日本でのローカルフレンドはまだ少数で、登録してすぐに連絡が来るとは限りません。英会話の実践を目的にするなら、オンライン英会話で慣れながら、プロフィールを公開して旅行者からの連絡を待つ、という組み合わせが現実的です。
次に読む#
Frequently Asked Questions
英会話を実践できる場所はどこですか?
英会話カフェ、オンライン英会話、言語交換アプリやイベント、観光ボランティアガイド、そして訪日旅行者に街を案内するローカルフレンドがあります。前の二つは費用がかかり、後の三つは無料か、報酬を受け取れます。英語が苦手でも外国人旅行者と話せますか?
話せます。訪日旅行者の多くは英語が母語ではないため、ゆっくり簡単な英語のほうが通じやすいことがよくあります。待ち合わせの調整と、店や道の説明ができれば十分です。お金をもらいながら英会話を実践できますか?
できます。Roaviでは無料でプロフィールを作り、自分で決めた時間単価で訪日旅行者に街を案内できます。2018年の法改正以降、通訳案内士の資格がなくても報酬を得て案内できます。
